カスタマーサービスの近未来

IoTや機械学習、音声自動認識、感情分析など新しいIT技術の誕生により、カスタマーサービスの概念は大きく変わろうとしています。
「どうすれば、顧客志向の商品やサービスが生み出せるのか?」「24時間、365日お客様のビジネスに貢献できるサービスを実現したい」など企業が提供するサービス、企業に求められるサービスレベルはより高度化し、ビジネスシーンに応じたカスタマイズが必要不可欠となってきています。
こうした中、先進的なメーカーは従来の完成品を提供する「ものづくり」から、顧客ロイヤリティを高めるための継続的なサービスを提供する「ことづくり」へとビジネスモデルをシフトし始めています。
本セミナーでは、「カスタマーサービスの近未来」を標題に掲げ、5年後、10年後のカスタマーサービスのあるべき姿を展望するとともに、新たに登場したIT技術の活用によるサービス・オペレーションの高度化事例、コンタクトセンター業務の改善、顧客ロイヤリティにおける課題解決の処方箋などを、事例講演を交えながら検証して参ります。

開催概要

日時
2016年7月21日(木)13:00~16:40(受付 12:30)
会場
ソラシティカンファレンスセンター ソラシティホール 東京都千代田区神田駿河台4-6(地図
参加費
無料(事前登録制)
定員
300名
対象
製造、流通・小売、卸売、金融、不動産、サービス業などにお勤めの経営企画部門、オペレーション部門、サービス部門、情報システム部門、営業部門の部門長など

プログラム ※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

13:00
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13:50
基調講演

サービスの価値を高めて豊かになる

日本のサービス産業は、コストダウンの生産性向上だけに力が入っており、従事者は涙ぐましい努力をしているのに、低い給与に甘んじています。これではだめで「サービスの価値を高めて豊かになる」べきです。サービスの価値を高める方法は6種類あり、サービスによって適合する方法があります。さらに、サービスの価値の高さを収益につなげる組み立てについても議論します。

ワクコンサルティング株式会社 常務執行役員 エグゼクティブコンサルタント
国際大学グローバルコミュニケーションセンターの上席客員研究員
多摩大学大学院客員教授

諏訪 良武

13:50
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14:20
Special Session

最新のテクノロジーは、顧客サービスの世界を劇的に変えられるか?

IoT、機械学習、音声自動認識、感情分析など新しい技術と顧客サービスの在り方、クラウドサービスを活用することで広がるサービスの世界をご紹介します。

日本マイクロソフト株式会社
Dynamicsビジネス統括本部 Dynamicsソリューション技術部
テクノロジーソリューションプロフェッショナル

濱村 五郎

日本マイクロソフト株式会社
デジタルアドバイザリサービス本部
チーフデジタルアーキテクト

丸谷 淳

 14:20-14:30 休憩 

14:30
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15:00
Case StudyⅠ

国内製造業のサービス事情と最新技術で実現する保守メンテナンス業務

国内製造業の多くがサービス事業の強化で収益向上をめざしています。本セッションでは、お客様が保守サービス事業の課題を最新技術でどのように解決して、ビジネスゴールにつなげたかを事例を通してご紹介します。

株式会社日立ソリューションズ
産業イノベーション事業部
産業ソリューション本部 第4部 主任技師

江角 忠士

15:00
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15:30
Case StudyⅡ

現場解決力を向上する社内サポートセンターの新しい仕組み
~確実に成果の出るナレッジ共有の実践~

人材の流動化が進む中、個人のノウハウを会社の資産にするための仕組みは欠かせません。情報系インフラの導入を数多く手掛けた同社が取り入れたナレッジ共有の仕組みと導入効果をご紹介します。

日本ビジネスシステムズ株式会社
システムインテグレーション統括本部 マネージドサービス本部 本部長

岡本 健

 15:30-15:40 休憩 

15:40
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16:10
Case StudyⅢ

保守対応はスピードが“命”顧客のビジネスに「安心」を提供する、
OKIカスタマアドテックのサービス・オペレーション改革事例

「いつでも、どこでも、すばやく」をスローガンに保守サポートに取り組むOKIカスタマアドテック。お客様のビジネスの成功を支えるITシステムを24時間、365日途切れることなく支えるサービス品質改革、サポート基盤構築の裏側をご紹介します。

株式会社沖電気カスタマアドテック
カスタマサポートセンター 部長

新井 宏

16:10
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16:40
Case StudyⅣ

年間100万件の問い合わせ情報が、顧客サービス向上の原動力となる
− 膨大な顧客情報の集約、活用はどのように実現できたのか?
大東建託の顧客サービスを支える「Dynamics CRM」の導入前、導入後の世界 −

年間100万件以上の問い合わせが、日々賃貸物件のオーナーや入居者、入居希望者から寄せられます。従来システムが抱える、顧客情報の重複や未更新、連絡の行き違いなど極めて非効率な状態を打開すべくCRMの導入を決断。本講演では、処理時間の短縮による業務効率の向上、問い合わせ対応の迅速化による顧客サービスへの貢献、また情報活用による新たな付加価値の創造など、その導入効果について事例をもとに紹介します。

大東建物管理株式会社
経営企画室 経営企画課 課長

秋本 題也

(導入パートナー:SCSK株式会社)


お問い合わせ

東洋経済新報社 コミュニケーション事業部

03-3246-5599

(土日・祝日を除く 10:00~18:00)