モノづくり大変革の全貌 全く新しいIoTのビジネスモデルが起こす イノベーションへの招待状

家、自動車、都市といった世の中に存在する全てのモノとモノとがインターネット上でつながるIoTが世界の産業界を席巻しつつあります。製品自体が情報端末になり、消費者ニーズは瞬時に設計・製造現場に集約されるようになり、生産者側は設計、生産計画、部品の調達から供給までのサプライチェーンを最も効率的で早い工程を自動選択し、消費者にモノやサービスを提供することが可能となります。製品と製品だけではなく、製造工場と製造工場、製造工場と消費者、倉庫といった形で更なるデジタルネットワークの拡大が期待されます。世界のモノづくりは今、大変革の時を迎えているといえるでしょう。
こうした中、日本企業は先行するドイツ、米国との競争に積極的に参加し、ビジネスモデルの変化への対応、グローバルレベルでのパートナーシップを築いていくことが不可欠となります。
そこで本フォーラムでは、「全く新しいIoTのビジネスモデルが起こすイノベーションへの招待状」と題し、日本の製造現場が競争力を高めるために取り組むべき課題、ビジネスモデルの構築について検証します。高付加価値を創出し、日本のモノづくり力の存在感を改めて世界に示すことが出来るかどうか。新たな切り札を専門家、実践者の講演を通じ考察します。

開催概要

日時 2015年11月26日(木) 13:00~17:30 (受付開始 12:20)
会場 日経ホール  東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル3階 (地図
参加費 無料(事前登録制)
定員 400名(申込多数の場合には抽選とさせて頂きます)
対象 製造業のCEO,COO,経営企画部門、事業戦略部門、製造部門、情報システム部門の部門長など
(※対象外のお客様のお申し込みはお断りさせていただく場合がございますので予めご了承ください。)
  • 主催
    東洋経済新報社
  • 特別協賛
    ネットスイート株式会社
講演協力企業
  • アクセンチュア株式会社
  • エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
  • テクノスデータサイエンス・マーケティング株式会社
  • 株式会社電通国際情報サービス

  • 東京エレクトロンデバイス株式会社
  • 株式会社ナレッジコミュニケーション
  • 三菱電機株式会社
  • ユニアデックス株式会社

プログラム

13:00~13:50 基調講演 IoTのビジネスモデル

IoTという産業世界観・産業歴史観を読み、ビジネスモデルを考える

インダストリー4.0やインダストリアル・インターネットは「製造業のサービス化」を進展させ、モノのサービス移行、サービスのモノ移行、モノのサービス武装、サービスのモノ武装等のビジネスモデルの開発競争を加速させます。その概要を解説します。

妹尾 堅一郎

特定非営利活動法人産学連携推進機構 理事長
一橋大学 大学院商学研究科 MBA客員教授
妹尾 堅一郎

慶應義塾大学経済学部卒業後、富士写真フイルム株式会社勤務を経て、英国国立ランカスター大学経営大学院博士課程満期退学。産業能率大学助教授、慶應義塾大学大学院教授、東京大学先端科学技術研究センター特任教授等を歴任して現職。ビジネスモデルと知財マネジメントに関する研究と教育を続ける。著訳書多数。中でもベストセラーになった『技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか』は題名が流行語にもなった。また、実践面では、秋葉原の再開発プロデュース等で著名。平成20年度 産業財産権制度関係功労者表彰 経済産業大臣表彰。

13:50~14:30 特別講演 IoT×アナリティクス

M2MとCloudの融合で実現する製造IoTの世界とは

マイクロソフトは、長年にわたり製造業における工場の見える化や自動化を実現するための取り組みを行ってまいりました。弊社のインダストリー4.0における最新テクノロジーや顧客事例が公開されています。本セッションでは、これらの取り組みやIoT導入支援ノウハウについて最新情報をご紹介いたします。

日本マイクロソフト株式会社
クラウド&エンタープライズビジネス本部 エグゼクティブプロダクトマネージャー
大谷 健

2010年に日本マイクロソフト入社。同社サーバープラットフォームビジネス本部にてエグゼクティブプロダクトマネージャーとしてクラウドビジネスの立ち上げに従事。2014年には、海外ベンダーとして初となる国内データーセンター2拠点同時開設に成功。2014年にIoT部門横断チームを立ちあげ、IoTビジネスを推進中。2015年からはIoT/ビッグデータ事業の戦略策定と市場開拓を専任担当。

大谷 健
休憩(10分)
14:40~15:20 事例講演Ⅰ IoT×コネクティビティー

生産現場をクラウドでセキュアにつなぐIndustry4.1Jの取組と課題

工場・プラントの制御システムのデータをクラウドで解析することにより保守業務の効率化やサイバーセキュリティ対策の強化をめざす製造業向けIoTの取り組みと、その普及に向けた課題について、事例をまじえて解説します。

NTTコミュニケーションズ株式会社 技術開発部IoTクラウド戦略ユニット/
経営企画部IoT推進室 担当部長 IoT・エバンジェリスト
境野 哲

1990年に日本電信電話株式会社に入社。社内システム開発、官公庁コンサル、異業種協業による新規事業開発、BEMS実証実験などを手がけ、現在はIoTやAI等を活用した経営課題解決のソリューション開発、共同実験などを推進中。

境野 哲
15:20~16:00 事例講演Ⅱ IoT×製造革新

近日公開予定

三菱電機株式会社 名古屋製作所
e-F@ctory推進プロジェクトグループ マネージャー
楠 和浩

1988年九州大学大学院修了。同年三菱電機入社。
以来、同社情報技術総合研究所および名古屋製作所にて産業用ネットワークおよび分散システムの研究開発に従事。
2015年より名古屋製作所e-F@ctory推進プロジェクトグループリーダー。博士(工学)。

楠 和浩
休憩(15分)
16:15~17:30 ディスカッション

IoTがもたらすビジネスイノベーションの可能性とは

アクセンチュア株式会社
デジタルコンサルティング本部 マネジング・ディレクター

三原 哲

デジタルコンサルティング本部にて、IoTをはじめとするMobilityソリューション、Big Dataに対する各種Analyticsソリューション、およびDigital Marketingソリューションを含む、包括的なソリューションの提供とデリバリを担当。

モデレーター
三原 哲

テクノスデータサイエンス・マーケティング株式会社
執行役員常務

池田 拓史

1999年筑波大学大学院博士課程物理学研究科修了。以後継続して各種企業向けの予測分析コンサルティングに従事。通信、金融、保険、小売、製造、販売、需要予測、IoTなどの分野におけるマーケティングや業務改善のための予測分析を担当。2014年2月より現職。

ゲスト
池田 拓史

株式会社電通国際情報サービス
戦略ビジネス推進本部 本部長補佐

幸坂 知樹

IoT/Big Data全般のビジネス開発を担当。インダストリアル・ビッグデータを利活用した“スマート・ファクトリー”や製造業のサービス業化の推進を支援し、特にIntelligent Maintenance(知的保全)領域においては米国Predictronics社との資本業務提携によりコンサルティング・サービスを提供。

ゲスト
幸坂 知樹

東京エレクトロンデバイス株式会社
IoTカンパニー プレジデント

八幡 浩司

主に米国系半導体の輸入販売を経て同社オリジナル製品の開発を経験。大手電機メーカーと共にフラッシュメモリーコントローラを世界に先駆けて発表した。2012年に次世代M2Mコンソーシアムの理事としてビックデータやセンサーネットワークの普及に努める。現在、IoTカンパニー プレジデントとしてIoT事業を推進中。

ゲスト
八幡 浩司

株式会社ナレッジコミュニケーション
代表取締役

奥沢 明

クラウド専門のインテグレーター「ナレコムクラウド」を提供するナレッジコミュニケーションの代表。機械学習の活用に関するコンサルティングを重点的に行っており、5ヶ月間で100社と相談を実施。

ゲスト
奥沢 明

ユニアデックス株式会社
ビジネス開発部 新ビジネス企画室 室長

山平 哲也

企業向けシステムインテグレーション、米国シリコンバレー拠点の立ち上げ、ICTソリューションのマーケティング企画・推進を経て、現在 IoT を中心としたエコシステム構築とビジネス創造を推進。一般社団法人 iOS コンソーシアム共同発起人兼理事。近著に「iPhone・iPad企業導入ガイドライン」(日経BP)

ゲスト
山平 哲也
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東洋経済新報社 コミュニケーション事業部

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