開催趣旨

「日本企業の経営をグローバル化するためには、グローバルスタンダードの経営財務基盤を強化することが肝要で、そのために経営にクラウドを活用すべきである」
――そうしたキャッチフレーズは色々な場所で見受けられますが、「実際にどのように考え、どのように実践していくべきか、なぜそのような結論に至って、何がネックになっていたのか」
といった具体的な事例は十分に語られていませんでした。

このような状況に先駆けて、日本では早すぎる、普及することはないのではと言われ続けてきたクラウドERPを、すでに実際に活用しグローバルを視野に経営基盤強化を実践しているリーディング企業が着実に実績を積み上げています。

本フォーラムでは「クラウドで切り拓く未来志向の財務戦略とリアルタイム経営管理の実践」と題し、クラウドならではのメリットである“スピード”“低コスト”“フレキシビリティ”を活用し、リアルタイムでの経営管理、財務戦略の強化に成功した先進企業のアプローチ事例を企業のキーパーソンより講演いただきます。経営をいかにしてグローバルに適応させていくか、どう考えてそこに至ったかなど事例を検証し、ビジネスの成長と発展のヒントを得る場として活用いただきたいと考えています。

開催概要

日時 6月4日(水) 13:30~16:35(13:00 受付開始)
会場 JA共済ビルカンファレンスホール地図を見る
定員 250名 ※申込者多数の場合は抽選とさせていただきます。
参加対象者 経営企画部門、財務・経理部門、海外・国際部門の部門長、ベンチャー企業の経営者など
※共催社、協賛社の競合社様のお申し込みはお断りさせていただきます。
参加料金 無料(事前登録制)
共催 ネットスイート株式会社 株式会社東洋経済新報社
協賛 Adaptive Insights株式会社

プログラム ※プログラムの内容は予告無く変更になる場合がございますので、予めご了承ください。

13:30~14:20|基調講演

経営に資する、事業に資するグローバル業務基盤の構築
村上 淳氏(株式会社ディ−・エヌ・エ− 経営企画本部 IT戦略部 部長)
システムインテグレータ、コンサルティングファームを経て、2011年10月より現職。DeNAグループの業務革新及び社内システム企画・開発・運用を担当。 アカウント管理、グループネットワーク、グループウェア、開発環境、人事情報管理、情報共有基盤のグローバル統合を実施後、財務会計及び経営管理基盤構築のグローバルプロジェクトを推進中。
村上 淳氏

14:20~15:05|事例講演

気鋭のベンチャーから学ぶ、シリコンバレー式、迅速なグローバル展開
齋藤 和紀氏(Kii株式会社 ファイナンス・ディレクター兼コントローラー)
2013年9月Kii入社。以来、同社の管理部門全般を統括。直前には、米大手石油化学メーカーの日本のグループ経理部長として、国内10社以上の経理業務を統括。 過去には、米系コンピューター会社日本法人のファイナンスマネージャーとして、ビジネスインテリジェンスの導入や、大連バックオフィスの立ち上げ等を担当、2008年には金融庁国際会計調整室において政府のIFRS採用計画策定に参加。早稲田大学卒、同大学院ファイナンス研究科修了。
齋藤 和紀氏

15:05~15:15|休憩(10分)

15:15~15:55|テーマセッション(同時通訳あり)

クラウドをグローバル戦略に活かす真のメリットとその活用方法
マーク・トラセル氏(ネットスイート株式会社 アジアパシフィック&日本地区統括責任者)
中国やシンガポールなどアジア地区を含め、米デル、米サン・マイクロシステムズ、独SAPなどでグローバルのITビジネスに20年間携わる。米ネットスイートでは、日本を含むアジア太平洋地域のセールス全般について指揮を執る。オーストラリア出身。豪サザンクロス大学にてMBAを取得。アジアに造詣が深く、親日家としても知られている。
マーク・トラセル氏

15:55~16:35|ソリューションセッション(同時通訳あり)

クラウドで実現する予算実績管理~スピード集計と自由自在なレポート作成~
バル・ダード氏(Adaptive Insights株式会社 インターナショナルチャネルセールス統括責任者)
クラウド型BI&CPMソリューションのグローバルリーダーである米国AdaptiveInsights社のインターナショナルチャネルセールス統括責任者。CPM(企業業績管理)ソフトウェア分野にて20年以上の豊富な経験を持つ。
バル・ダード氏
  • ※講演内容、登壇者が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
  • ※主催および協賛の企業と競合する業種の方はお断りさせていただく場合がございます。
  • ※申込多数の場合、対象の方を優先させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。