今、商社の仕事が面白い! 商社ビジネス最前線~産業の『プロデューサー』としての商社の機能と役割〜

 商社って、どんな会社なの?――。そう問われると、なかなかいい答えは見つからない。それは商社で働く人にとっても同様だ。

 取り扱う商品は「ミネラルウォーターから人工衛星まで」と言われるほど幅広い。さらに、今の商社の仕事は商社が伝統的に担ってきた貿易取引から、事業投資へのシフトも進んでいる。商社の投資活動は、単なる資本投資にとどまらず、投資先の仕事に深くかかわり、バリューチェーン全体を見渡し、多種多様なビジネスを組み合わせ、結び付きを生み出す。映画の世界にたとえれば、企画立案、資金調達、制作工程の管理までを担い、「映画プロデューサー」のような仕事と言えるかもしれない。

 日本貿易会は、2013年10月10日にシンポジウム「商社ビジネス最前線 ~産業の『プロデューサー』としての商社の機能と役割~」を開催した。NHK報道局記者で「Biz+サンデー」キャスターの飯田香織氏をモデレーターに迎え、「世界経済の潮流と日本の針路、商社の役割」、「進化する商社ビジネス」の2部構成で、エコノミスト、商社の経営幹部、そして第一線で働く商社マンたちが、現代の商社の姿を語った。

協力:東洋経済新報社 制作:東洋経済企画広告制作チーム