東電の新料金プラン、お得なのは多消費世帯

家庭市場の自由化、料金メリットには限界

1月7日、新しい料金プランについて説明する小早川・東京電力常務執行役(撮影:尾形文繁)

東京電力は4月の電力小売り全面自由化に向けて新たな料金プランを明らかにした。主に電気を多く使う家庭向けに、従来よりも割安な価格を設定。合わせて中部電力や関西電力のエリアにも価格メリットのあるプランを用意して、販売攻勢をかける。

東電で小売り営業の陣頭指揮を執る小早川智明常務執行役カスタマーサービス・カンパニー・プレジデントは、「これまでにない競争の時代に突入する。サービスを提供するエリアを全国に広げ、一挑戦者として邁進したい」と記者会見で決意を新たにした。

電気使用量の多い家庭にメリット

1月7日に発表した新料金プランは大きく4種類ある。つまり、①従来と同様に「時間帯を気にせずに電気を使いたい」という一般家庭向け、②大家族、ペットがいるなど使用量が多い家庭向け、③オール電化の家庭向け、④日中は不在がちで、夜間の電気使用量が多い家庭向け、の4つのパターンだ。

このうち、「従量電灯B」と呼ばれる従来の料金と比べて「おトク感」(ポイント付与を含む電気料金の実質的な値下げ幅)が最も大きいのが、②の「プレミアムプラン」。これは、「4LDKの一戸建て住宅に住む4人家族」など電気の使用量が多い家庭向けで、たとえば現在の契約電流が50アンペア、1カ月の平均使用量が700キロワット時の場合で、従来の料金と比べて月に1200円程度(約5.9%)も割安になるという。

もっとも、これだけのメリットを享受するには、3月31日までのキャンペーン期間に「2年契約」として申し込むことが必要だ。これにより料金の割引およびキャンペーン期間の特典としてのポイント付与、毎月貯まるポイントやWeb申し込みによるポイントを得ることができる。

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1976年に創業し、90年代の渋カジブームを牽引したビームスが今も元気だ。創業以来赤字知らず。40年、最先端を走り続けられる秘密は何か。設楽洋社長への独占インタビューを掲載。