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見て、触って学べる時代に!
Z会が小学生タブレットコースを開始

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スマートフォンなどの普及につれて、子どもたちにもICTリテラシーをしっかりと身に付けさせるべきだとの声が聞かれるようになった。こうした動きと歩調を合わせるように、2016年4月からZ会が小学生タブレットコースを開始するという。その狙いや開発のポイントをZ会幼小事業部事業戦略課課長の黒木景子氏に伺った。

タブレット学習の特長とは?

まずは下の画像を見てほしい。左下の「地球を回す」ボタンをタップすると、地球が地軸に沿って回転を始め、昼と夜とが交互に来ることがわかる。右のテキスト部分は、隠れているところをタップすると、文字が出てくるようになっている。

この画像はZ会が2016年4月から始める小学生タブレットコースの理科教材「太陽とかげ」の一部である。このように、実際に動かしたり触ったりして学習できるのがタブレット学習の特長の一つだ。紙の教材には、じっくりと読ませることで理解させる効果があるが、デジタルには視覚的に理解させるという別の良さがあることがおわかりいただけるだろう。

ICTリテラシーを高めるなどさまざまなメリットが

今回、Z会がこのようなタブレット教材を開発した意図はどこにあるのだろうか。開発の統括担当者であるZ会幼小事業部事業戦略課課長の黒木景子氏は次のように語る。

「来年度から始まる小学生3、4年生向けのタブレットコースは、国語、算数、理科、社会に加え、英語、総合学習が加わっています。とくに総合学習はタブレットコース独自の教科です。紙の教材との違いとして、Z会では紙の教材でも、一人で学習できるような仕掛けをいろいろなかたちで取り入れてきましたが、ICT時代が到来した今、タブレットにはICTリテラシーを高め、学習の利便性や効果を上げるといった点に、大きなメリットがあると考えています」

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