ビル・コスビー容疑者、強制わいせつで訴追

「理想の父親」のイメージが台無しに

 12月30日、米ペンシルベニア州の検察当局は、コメディアンで俳優のビル・コスビー容疑者(写真)を2004年に知人女性に強制わいせつ行為を行った容疑で訴追した(2015年 ロイター/Mark Makela)

[米ペンシルベニア州ノリスタウン 30日 ロイター] - 米ペンシルベニア州の検察当局は30日、コメディアンで俳優のビル・コスビー容疑者(78)を2004年に知人女性に強制わいせつ行為を行った容疑で訴追した。同容疑者をめぐっては、これまでに50人以上もの女性たちが性的暴行を受けたと名乗り出ているが、立件は初めて。

訴追対象となったのは、同容疑者の母校であるテンプル大学の関係者だった女性(44)に対する強制わいせつ容疑。被害女性は2004年1月、同容疑者の自宅に招かれた際、ワインと何らかの錠剤を飲まされ、身動きできなくなったところでわいせつな行為をされたという。

同容疑者の弁護団は30日夜声明を発表し、訴追は政治的な思惑が背景にあり、「不当だ」と主張。「法廷で容疑が晴れるだろう」とした。

同容疑者は1980年代に高視聴率を誇ったTV番組「コスビー・ショー」で人気を博した。「理想の父親像」「マイホームパパ」のイメージで知られていただけに、性的暴行容疑はファンに衝撃を与えた。

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