中国にやってくる北朝鮮労働者、高学歴で学習効率も高い

アジア特報

 

 

6月末、中国のある政府系メディアが韓国の朝鮮日報を引用し、北朝鮮は来年までに労働者12万人を「産業研修生」の身分で中国に派遣すると報じた。延辺大学東北アジア研究院の金強一・院長によると、北朝鮮がこれほど大規模かつ組織的に労働者を中国に派遣するのは「初めて聞く」とのことだ。

関連する報道によると、外貨を稼ぎにやってくる労働者12万人は、東北地方の吉林省や遼寧省で働くことになるという。だが、『中国経済周刊』が関係機関を取材したかぎりでは、12万人という数字を確認することはできなかった。

朝鮮日報によれば、中国にくる労働者の大部分は、韓国による北朝鮮への経済制裁の後に職を失った熟練労働者で、1万~2万人のコンピュータやITの専門職が含まれているという。

これより前、すでに東北の各省は北朝鮮労働者2万人の受け入れを決めている。その第一陣として、今年5月からは吉林省図們市の企業で北朝鮮女性29人が働く。さらに160人が派遣され働いている。

彼女たちが働くのは、市政府や中国企業、北朝鮮貿易省が出資するプロジェクトで、これは北朝鮮への輸出が目的だ。関係者によると宿舎と工場を往復するだけの単調な生活を送っているという。中国人と北朝鮮労働者が接触することはほとんどない。

中国にいる北朝鮮労働者は厳しい管理下に置かれている。各地にある北朝鮮レストランの店員も同じだ。

 

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