AIの認識技術は、今後グンと人間に近づく

認識・学習の「重大な欠点」が、ついに解消?

学習するAIの登場で、人間はうかうかしていられなくなってきました(写真 :FrameAngel / PIXTA)

AI(人工知能)が何かと注目されているが、まるで直感を持っているかのような学習能力を持つ、AIアルゴリズムができたという。そのAIは、たったひとつの例から、手書きの文字を認識し学習するというから驚く。

これは、AIをさらに人間に近付ける方向性を示した研究ということらしい。ますます人間は、うかうかしていられなくなってきた。

膨大なデータを必要としない学習機能

当記事はFUTURUS(運営:ターゲッティング)の提供記事です

研究者たちは、人間が学習する様子からインスピレーションを得て、これまでよりはるかに効率的で洗練された方法で新しい知識を学ぶAIソフトウエアを作り上げた。

なんとそのAIプログラムは、たったひとつの例を見た後であれば、人が書いた手書きの文字を認識できるという。

人が書いた手書きの文字を認識できるAIプログラム(画像はMIT Technology Reviewから)

これは驚くべきことだ。なぜなら、これまでの『深い学習(Deep Learning、ディープラーニング)』と呼ばれていたAIのアルゴリズムでは、“A”と“Z”の違いを学ぶためには、何千ものサンプルを見なければならなかったからだ。

この、たった1文字のサンプルから、手書き文字を認識できる学習を行えるプログラムを開発したのは、ニューヨーク大学の研究者Brendan Lake氏、トロント大学のコンピューターサイエンスの助教授であるRuslan Salakhutdinov氏、MITの脳と認知科学の教授であるJoshua Tenenbaum氏の研究チームだ。

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