新日鉄が建材でも海外展開加速、豪ブルースコープ社の東南アと米国の事業に50%出資

新日鉄が建材でも海外展開加速、豪ブルースコープ社の東南アと米国の事業に50%出資

国内高炉最大手の新日本製鉄は8月13日、豪鉄鋼大手のブルースコープ社(本社メルボルン)の東南アジアと米国における建材薄板事業に50%出資、合弁事業を展開すると発表した。グループで443億円を出資し、2013年3月末までに取得手続きを完了させる。同社としては、過去最大規模の建材部門への投資となる。

新日鉄が今回出資を決めたのは、ブルースコープが米国と東南アジアで展開する溶融亜鉛めっき鋼板などの建材薄板事業。新日鉄が5億2000万米ドル(約416億円)、日鉄住金鋼板が3400万米ドル(約27億円)と、グループ総額5億5400万米ドル(約443億円)の出資となり、建材分野での投資としては過去最大規模となる。

13年3月末までに株式取得手続きを終え、新会社「NSブルースコープ・コーテッド・プロダクツ(予定)」を発足させる。その下にタイ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、ベトナム、そして米国の7カ国に14の事業会社が置かれることになる。5割出資で、会長を新日鉄が指名するほか、役員数もブルースコープと同数になる予定だ。


(上写真は8月11日にシンガポールで行われた調印式。中央が宗岡正二・新日鉄社長)

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