日経平均が大幅続伸、FOMC通過であく抜け

7営業日ぶりに1万9500円を回復する場面

 12月17日、東京株式市場で日経平均は7営業日ぶりに節目の1万9500円を回復する場面があった。写真は都内の株価ボードを撮影する歩行者。6月撮影(2015年 ロイター/Issei Kato)

[東京 17日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅続伸。取引時間中で7営業日ぶりに節目の1万9500円を回復する場面があった。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過したことであく抜け感が広がり、幅広い銘柄に買いが入った。もっとも原油相場などへの警戒感はくすぶっており、買いが鈍ると利益確定売りが出て上げ幅を縮めた。

FOMC後の声明文やイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の会見で、米利上げのペースが緩やかなものになると受け止めが広がり、先行きの不透明感が払しょくされた。為替がドル高/円安に振れたことで、ソニー<6758.T>やファナック<6954.T>など外需株が買われたほか、直近で売り込まれていた不動産などが買い戻された。

日経平均は一時450円を超す上昇となったが、200日移動平均線(1万9504円20銭=17日)が上値抵抗線となり、買い一巡後は伸び悩んだ。2日間で1000円近い急ピッチな戻りを試し、上値に慎重な姿勢もみられるという。前日に上昇が目立ったメガバンクなど金融株が戻り売りに押され伸び悩んだ。

もっとも「日経平均が1万8500円水準で明確に切り返したことで、当面の下値の堅さを確認した」(東海東京調査センター・チーフストラテジストの隅谷俊夫氏)といい、売り込みにくさがあるという。市場では戻り売りなどをこなしながら、年末に向けて日経平均2万円を目指すとの見方が広がっている。

個別銘柄では、 西松屋チェーン<7545.T>が反発。16日に発表した2016年3─11月期(2月21日─11月20日)決算で営業利益が前年同期比11.9%増の53億7600万円となった。秋物衣料の早期投入が奏功したほか、広告宣伝費などのコスト削減も寄与した。通期予想は変更していない。

東証1部騰落数は、値上がり1589銘柄に対し、値下がりが251銘柄、変わらずが88銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値     19353.56 +303.65

寄り付き   19364.57

安値/高値  19325.15─19507.17

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1564.71 +23.99

寄り付き     1565.95

安値/高値    1562.45─1576.91

 

東証出来高(万株) 224852

東証売買代金(億円) 27809.74

 

(杉山容俊)

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