シャープ支援、台湾の鴻海が出資を再提案

本体への出資も含めた複数案を提示

 12月16日、経営再建中のシャープに対し、台湾の鴻海精密工業が先週、液晶事業の買収を再提案したことがわかった。都内で7月撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 16日 ロイター] - 経営再建中のシャープ<6753.T>に対し、台湾の鴻海精密工業<2317.TW>が先週、液晶事業の買収を再提案したことがわかった。関係者によると、鴻海は、シャープ本体への出資も含めた複数案を提示し、支援の意向を改めて示したという。

シャープが液晶分社化の検討を表明した7月31日以降、出資に意欲を示していた鴻海とシャープの幹部は水面下で接触を継続していた。 シャープは、官民ファンドの産業革新機構とも交渉している。ただ、関係者によると、革新機構との交渉は、分社化する液晶への出資や、本体への出資をめぐって難航しており、年内の合意は難しい状況。 シャープの主力取引銀行の三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行は、計5100億円のシンジケートローンの期限を迎える来年3月末までに交渉をまとめたい考え。資本支援の合意を急ぐシャープに対し、鴻海が支援を再提案したことで、革新機構との交渉に影響を与える可能性がある。

*カテゴリーを修正します。

 

(村井令二)

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