着席保証の通勤電車は「街の価値」を上げるか

京浜急行が導入、2020年までに東武や京王も

つらい通勤ラッシュ……毎日座れたらなんて思いませんか?(写真 :c6210 / PIXTA)
当記事はFUTURUS(運営:ターゲッティング)の提供記事です

出社するのが憂鬱になる理由はさまざまだろうが、通勤時の満員電車が原因だという人もいるだろう。長く立ったまま揺られて人とぶつかり合うストレスで、出社した時点ですでに疲れているかもしれない。

しかし、満員電車を避けるために会社を辞めたり、引っ越したりすることはできない。そこで、電鉄会社が新たなサービスを始めた。長距離通勤者が必ず座れるサービスだという。

京浜急行電鉄が新設した着席保証列車

『モーニング・ウィング号』には、300円の着席整理券が必要だ(画像は京急電鉄オフィシャルサイトから

京浜急行電鉄は、12月7日の月曜日から、朝のラッシュ時でも必ず座れる着席保証列車『モーニング・ウィング号』を新設した。必ず座れると言っても、300円の着席整理券を別途購入できた人に限るので、「駅構内入場者全員が座れる」というわけではない。

しかし、都内への長距離通勤をする人にとっては朗報だろう。しかも『モーニング・ウィング号』は、ゆったりとしたクロスシートで、通勤時間をくつろいで過ごせそうだ。寝るも良し、読書するもよし、ノートブックパソコンで一仕事するも良し。周りに迷惑を掛けなければさまざまな通勤時間の使い方が考えられる。

この『モーニング・ウィング号』は、朝のラッシュ時に2便用意される。ただ、途中停車駅が横須賀中央・金沢文庫・上大岡であり、かつて同電鉄を利用していた私から見ると、なぜ久里浜や横浜に停車しないのか、少々疑問が残る。

実は、同電鉄が着席保証列車を走らせるのは初めてではない。すでに、1992年から平日の夕方のラッシュ時には下り線で『ウィング号』を走らせていた。今回はその出社版(上り版)となるわけだ。

次ページ2020年までに「着席保証」が続々登場?
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
あのころ銀行は<br>無茶苦茶だった

『住友銀行秘史』の著者で元・住銀取締役の國重惇史、元イトマン顧問弁護士の河合弘之、元長銀取締役の箭内昇。平成の金融バブルの最中に起きたイトマン事件の真相と教訓を語る。