二酸化炭素「回収機」が意外と使えそうな理由

世界初!大気中から直接集め、どう使う?

これが二酸化炭素を回収するシステムだ(画像はClimeworksのホームページ/から)

地表を覆う大気のうち、約0.03%を占める二酸化炭素。外線を吸収する働きがあるため、地球温暖化をもたらす原因のひとつとされ、世界各国で、その排出削減に向けた取り組みが進められている。

大気中の二酸化炭素を直接収集

当記事はFUTURUS(運営:ターゲッティング)の提供記事です

チューリッヒ工科大学(ETH Zürich)から、2009年に独立したスイスのベンチャー企業Climeworks(クライムワークス)は、世界で初めて、大気中から二酸化炭素を回収する人工システムを開発した。

大気中の二酸化炭素を直接取り除く手法『DAC(ダイレクト・エアー・キャプチャー)』により、特殊フィルターに二酸化炭素を吸着させて大気から分離する仕組みで、モジュール型の工場や既存の産業施設にもフレキシブルに導入できるのが利点だ。

Climeworksは、スイス連邦エネルギー庁(SFOE)からの助成のもと、現在、大気中から年間900トンの二酸化炭素を回収する施設を、チューリッヒ州南東部のヒンヴィル(Hinwil)に建設中。2016年半ばから、本格的に稼働する予定だという。

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