受験生が意外とできていない「基本中の基本」

受験直前!今からやるべき「5つのこと」

受験シーズン到来で、必死に勉強をしているお子さんのために、親にできることは?(写真 : KAORU / PIXTA)

今年もあとわずか。いよいよ受験シーズンの到来です。

受験の成否は、「本番までの限られた時間に何をするか」でも左右されます。ここでは、志望校に合格するための受験期のお子さんを持つ親が教える「勉強の技術」と「受験前に親が心掛けるべきこと」について解説しましょう。

志望校合格のために重要な「ピーキング」

志望校の受験日がわかったら、そのゴールに向けて「ピーキングの理論」を活用すべきです。「ピーキング」は、アスリートが大切な試合で最高のパフォーマンスをできるように、「周到な準備をすること」をいいます。

受験でもゴール(受験日)をしっかりと脳裏に叩き込んで、持てる実力を目いっぱい発揮できる計画を立てることが、合格をつかむ大きな要素なのです。そこで、受験日に合わせてピーキングを実現するための5つの要素を、以下にご紹介しましょう。

1.得意科目よりも苦手科目に力を入れる

まず、受験での合格ラインの最低点を意識して、「総合点をクリアすることに全力を注ぐことの大切さ」をお子さんに強調しましょう。誰でも、苦手科目と得意科目があります。

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いくつかの科目の総合点が問われ、それぞれ上限( 満点)が決まっているような試験の場合は、現実問題として、苦手科目の得点を上げるように勉強するほうが合理的だ(イラスト:にしかわたく)

多くの受験生は、当然、得意科目が好きなため、この勉強に時間を割きます。しかし、最後の数カ月で得点を伸ばせるのは意外にも苦手科目なのです。

たとえば、模擬試験で「数学は100点満点で90点取れたけれど、国語は100点満点で60点しか取れなかった」とします。残された時間でいくら勉強しても数学は最大で10点しか上積みできません。一方、国語なら最大で40点、上積みできます。

この場合、追い込みで総合点に貢献できるのは「数学ではなく国語」であることは一目瞭然です。この時期は苦手科目の克服のために時間をたっぷり割く――このことの大切さを、親御さんは強調してください。

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