ワタミの株主総会はのべ参加者9500人と、東電抜き日本最大の株主総会に返り咲く

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お昼休みを挟み、13時から始まる第2部は「ワタミ感謝祭/渡邉美樹LIVE2012」。アナウンサーの草野仁が司会を務め、渡邉会長の活動について映像や講演会、トークセッションなどさまざまな形式のイベントを実施した。

特別ゲストとして渡邉会長が参与を務める陸前高田市(岩手県)の戸羽太市長や大相撲の貴乃花親方が登場し、トークセッションを行った。その後、渡邉会長が代表を務める「みんなの夢アワード2013」に触れながら「どうやって夢を叶えるか」というテーマについて話をし、会場からの質問に当意即妙に答えて、16時前に閉会となった。

ワタミの株主総会は一部株主限定のスペースが設けられているが、「株主とは思いを共有する仲間。総会はどこまでもオープンに」(渡邉会長)という方針のもと、株主以外も事前に申請すれば、無料で参加することができる。今年の株主総会には3200人の株主以外に、株主の家族や友人など2300人が同伴者として参加。さらに取引先や従業員、一般来場者も含まれている。今回は貴乃花親方を交えたラジオの公開収録を実施するため、積極的にHPなどで参加を呼びかけたことも奏功。昨年を大幅に上回る参加者数となった。

国技館の会場ではワタミの外食や介護といった取り組みを説明したブース以外にも、宅配弁当「ワタミの宅食」の販売スペースや、介護施設の入居相談会、キッズスペースなどさまざまな出し物も多くあり、家族連れの姿が目立った。

(松浦 大 =東洋経済オンライン)

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