障害児「生まれたら大変」発言、問題の本質は

「生まれてこなければよかった存在」なのか

障がい児は「生まれてきては迷惑」な存在なのでしょうか(写真:mnstudio / PIXTA)

先日、茨城県教育委員の長谷川智恵子氏の「障がい児を出生前診断などの技術を使って早めに見つけて減らせる方向に持っていけないか」といった主旨の発言が、大変な批判を浴びたというニュースがありました。

今回は、自らも障がい児を育てている『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、障がい児に対する理解についての見解をお伝えします。

「妊娠初期に、もっとわかるようにできないのか」

当記事はIt Mama(運営:ターゲッティング)の提供記事です

茨城県の教育施策を話し合う今月18日の県総合教育会議の席上で、長谷川智恵子氏が障がい児が通う特別支援学校を視察した経験を話すなかで、このように言いました。

「妊娠初期にもっと(障害の有無が)わかるようにできないんでしょうか。4カ月以降になるとおろせないですから」

「ものすごい人数の方が従事している。県としてもあれは大変な予算だろうと思った」

「意識改革しないと。生まれてきてからでは本当に大変です」

「茨城県はそういうことを減らしていける方向になったらいいなと」

(2015年11月19日付の毎日新聞記事からの引用)

そして、これに対して知事もこの発言を容認しました。

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