夫家族の言動をマイナス思考で解釈するな 相手に悪意があると思ってはいけない

「きちんと義父母たちには謝ってもらわないと気が済まない」という考えは、あなた自身がかえって苦しくなる生き方ですよ。誰にも過ちはあり許し許されて生きているのです。

私自身の過去もそうでしたから分かるのですが、あなたも未熟さゆえに犯しているミスはたくさんあります。そのすべてを羅列されて、謝まるまで許さないと言われても、すぐに心から謝罪できないでしょう？まして相手は年上で、素敵な夫君の大切な親ですよ。

 私たちの社会の場合、それは必ずしも言葉によらず、例えば孫を可愛がるという行為などを通じて、または訪問し合う中で心を通い合わせる努力をしながら、時間をかけて自然に和解に向かう場合も多いことを、指摘させていただきます。

静子様、プラス思考への努力の一歩として、次のような提案をします。

こんなメッセージを夫家族に送ろう

「パンプキンというヘンなおばさんが、これまでは私のマイナス思考による誤解も多いと指摘しています。つきましては私が努力し、成長してそれに気づき、心から謝罪できるようになる日までは過去を棚上げにして、二人の子供（義父母からみれば孫）中心の話題などで、行き来させてもらえませんか。お互いの理解が進めば（放っておいても子供たちの可愛いしぐさが勝手に大仕事をするものです）、角を立てずに注意を受けたり、不満を言いあえる仲になるそうです。たくさん学び、何事もプラス思考で考えられるよう努力しますので、優しくご指導ください」

こうしたメッセージを、ご自分から言いにくければご夫君を通じて伝えるのです。

親と行き来する方が楽ですし、末永い夫婦円満の基本です。可愛がってくれる人が多いと子供さんも得です。この場合はあり得ない親からの謝罪を待って悶々とするより、より現実的で楽な選択です。

何といったってあなた方は別居ですし、あとは皆のために、遇直にポディティブ思考を忘れないで下さい！ 夫家族との食事の最初のメニューはシジミご飯、ハマグリのおすまし、アサリの酒蒸しにして、エスカルゴ事件は忘れましょう。