正月では遅い!来年の計画は12月に考える 自分に合った「計画の立て方」を選ぶのがコツ

✎ 1〜 ✎ 16 ✎ 17 ✎ 18 ✎ 最新
拡大
縮小

A. 即行動タイプ(計画的度:低、臨機応変度:低)

計画なんかいらない、やることが見えたらすぐ行動に移せる、そして継続できる人。起業家や経営者に多いタイプです。やることが分かれば十分なので、このタイプには「やりたいことリスト」が効果的です。

「やりたいことリスト」は、リストを書いた時にモチベーションが一気に上がります。ところが大きな目標は日数が経つとともにモチベーションが下降することが、心理学の研究で実証されています。やりたいことリストは書いた瞬間に行動に移せる起業家・経営者タイプに向いていますが、そうでないその他大勢には、モチベーションがなえやすいツールです。

B. さきざき計画タイプ(計画的度:高、臨機応変度:低)

計画を立てるのが好きで、その場その場の臨機応変な対応は苦手な人は、さきざきの計画立てるのが好き。そんなタイプには、やりたいことを1枚の「ロードマップ」でスケジュール化するのをオススメします。ロードマップとは、A4用紙1枚に3カ月の大きな単位でスケジュール化するツールです。作り方は、

1)やりたいことを書き出す

2)3月、6月、9月、12月と見出しを書く

3)やることの期間を線で引く、それだけ。

それだけで、1年の全体像が見えてきます。あとは3カ月おきに計画と実際を振り返る習慣をつけると、実行する可能性がぐっと高くなります。

次ページ残る2つのタイプは?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT