アマゾン ジャパン

Eコマースのプラットフォームとして
Amazonを選んだ理由

拡大
縮小

――具体的にはどのように「Amazonログイン&ペイメント」は便利なのでしょうか。

山田 私たちのサイトを訪れるお客様の多くは、私たちのサイトの会員ではありません。その場合、お客様はわざわざ住所やクレジットカードの番号を入力しなければなりません。「Amazonログイン&ペイメント」を利用すれば、Amazonのお客様は、配送先住所やメールアドレス、クレジットカードなどの情報をいちいち入力する必要がありません。

「Amazonログイン&ペイメント」の導入ではっきり変わったのは、お客様が購入するまでのステップが短くなったため、自社サイトでの購入率が格段に良くなったことです。それまでは、気に入った商品を見つけても、情報入力の手間などで途中で購入をやめてしまうというお客様が多くいました。今では、私たちのサイトで購入しているお客様のうち、4割の方は「Amazonログイン&ペイメント」を利用して決済されています。しかも買いやすくなったために、リピーターも増えているという実感があります。また、買いたいと思った瞬間にワンクリックで買えるので、新規のお客様の数字も伸びています。

Amazonは便利なプラットフォーム
集客力は群を抜いている

――今後Eコマースの世界はどのように変化していくと思いますか。

山田 Eコマースはこれからもっと伸びていくでしょう。現在のEC化率は4.3%くらいですが、5年後には、10%までいくだろうと考えています。そこで誰が主導権を握るのか。私の考えとしては、どう考えてもAmazonに分があると思っています。

それはAmazonの信条はカスタマー・ファースト、いわば顧客第一主義だと知ったからです。自社サイトでもAmazonのIDでログインして決済できるサービスを提供すると聞いたときは、「そこまでやっていいの」と本当にビックリしたことを覚えています。また、実は自社サイトでのお客様の購買データは別管理となっているので、Amazonが情報を得ることはないのだそうです。

こうして次々と生まれるAmazonの新しいサービスは、Eコマース全体の価値を高めていくというAmazonの姿勢を端的に表していると思っています。

――Amazonでビジネスを始めようと考えている出品者、「Amazonログイン&ペイメント」の導入を検討している企業へのアドバイスをお願いします。

山田 Eコマースをやっているなら、Amazonを利用しない手はないと思います。Amazonは非常に便利なプラットフォームを提供し、集客力は群を抜いています。AmazonのEコマースサービスをうまく使って、自社のファンを増やすことにつなげていってほしいと思います。