消防車国内トップのモリタ、「薬剤」効果で業績躍進《オール投資・注目の会社》

消防車国内トップのモリタ、「薬剤」効果で業績躍進《オール投資・注目の会社》

消防車国内首位のモリタホールディングスは、消防車以外にも“秘密兵器”を持っていた。消防車市場が頭打ちの中、水を使わないスプリンクラー「スプリネックス」や消火器が、収益柱に育ってきている。

モリタの売上高の約半分を占める消防車両事業は、文句なしのメイン事業。消防車の国内シェアはポンプ車で50%以上、はしご車でほぼ100%と揺るがぬ地位を誇る。だが、自治体の買い替え需要に依存する消防車市場は、地方自治体の財政悪化によって1990年代後半以降頭打ち。90年代半ばまで国内に年間1500台程度あった需要は、近年1000台強という低水準で推移している。

この状況下、モリタは前2012年3月期に過去最高の営業利益を達成したとみられる。主力の消防車が苦戦する中、業績を押し上げたのは、スプリネックスと消火器の2本柱からなる防災事業だ。


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