大塚製薬がヘルシーな大豆スナック「ソイカラ」を発売、「音が鳴る楽しさ」も

大塚製薬がヘルシーな大豆スナック「ソイカラ」を発売、「音が鳴る楽しさ」も

大塚製薬は4月11日、大豆を主原料としたスナック菓子「ソイカラ」を全国販売する(希望小売価格147円)。1袋(27グラム)に中粒の大豆約50粒分を含み、タンパク質6.3グラム、大豆イソフラボン21ミリグラムなど栄養価に富んでいるのが特徴。一方でノンフライ製法により123キロカロリー(ポテトチップの3分の1程度)に抑えた。ナトリウムも86~200ミリグラムと少なく、マイルドなチーズ風味に仕上がっている。見た目は大豆のサヤと豆をイメージした作りで、振るとカラカラ鳴る楽しい工夫が施されている。

同社はこれまで、フルーツ入り大豆バーの「ソイジョイ」、大豆炭酸飲料「ソイッシュ」を発売しており、ソイカラは大豆製品の第3弾に当たる。すでに全国展開の準備が整っており、発売を目前に「コンビニエンスストアやスーパー、ドラッグストア、駅の売店などほぼすべての全国チェーンで取り扱いが決まっている」(黒木久美子・ニュートラシューティカルズ事業部Soylutionプロジェクトリーダー =上写真=)という。

大塚製薬が大豆に着目したのは、25年以上も前にさかのぼる。家森幸男・世界保健機構(WHO)循環器疾患予防国際共同研究センター長(=当時、現・武庫川女子大学国際健康開発研究所所長)による「健康と食の関係」に関する国際共同研究を1985年から支援。「大豆を多く食べる地域で長寿の傾向がある」事実に着目し、大豆の栄養を食品に生かす取り組みを進めてきた。そして、肉ではなく、大豆を通じてタンパク質を摂取することが地球環境の保全につながることにも着目。「大豆を通じた問題解決」を意味する「Soylution」の造語を考案し、製品開発に取り組んできた。

ただ、大豆は小麦やトウモロコシなどと比べて食品加工が容易でないことが難点。大塚製薬は持ち前の粘り強い努力でそのハードルをクリアした。すでにソイジョイは世界11カ国・地域で発売されており、ソイッシュについても海外展開を検討中。ソイカラの投入で大塚製薬は3000億円近くにのぼる国内のスナック市場に旋風を巻き起こす構えだ。


大豆炭酸飲料「ソイッシュ」


フルーツ入り大豆バー「ソイジョイ」

(岡田広行 =東洋経済オンライン)

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