青島ビール、サントリーとの合弁解消へ

1.3億ドルで全株を取得

 10月19日、中国の青島ビールは、サントリーホールディングスとの合弁事業について、保有していない残りの株式をすべて取得し、合弁を解消すると発表した。写真はサントリーのロゴ、東京都内の拠点で2014年1月撮影(2015年 ロイター/Issei Kato)

[香港/東京 19日 ロイター] - 中国の青島ビール<600600.SS> <0168.HK>は19日、サントリーホールディングス[SUNTH.UL]との合弁事業について、保有していない残りの株式をすべて取得し、合弁を解消すると発表した。効率性改善が目的だとしている。

青島ビールは、合弁会社の全株式の50%をサントリーから計8億2290万元(約1億2950万ドル、約156億円)で取得する。来年春ごろ完了する見込み。

複数の関係筋によると、中国市場で競争が激化する中、合弁事業の売り上げは低迷していた。

ただ、「三得利(サントリー)」ブランドのビールは、上海で約30%のシェアを占めており、新たにサントリーが青島ビールと製造・販売に関するライセンス契約を結ぶことで、三得利ビールは上海・江蘇省を中心に販売を続ける。

両社は2013年、上海と江蘇省における商品開発や生産を行う事業合弁会社と販売、物流などを担う販売合弁会社の2社を設立した。両社とも折半出資。サントリーは、2社計で180億円を出資している。

サントリーは今後の中国事業について「スピリッツやワイン事業、飲料事業で中国でさらなる成長を目指す」としている。

合弁解消は中国商務省の承認を得る必要がある。

青島ビールの株式は香港市場で16日に売買停止となったが、19日に取引が再開される。

(清水律子)

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