錦織圭を語るなら「テニス」のここを押さえよ

この蘊蓄100章を知っておこう

楽天ジャパンオープンテニスの準決勝で惜しくも敗れた錦織圭選手(写真:ロイター/アフロ)
モノ情報誌のパイオニア『モノ・マガジン』(ワールドフォトプレス社)と東洋経済オンラインのコラボ企画。ちょいと一杯に役立つアレコレソレ。「蘊蓄の箪笥」をお届けしよう。
蘊蓄の箪笥とはひとつのモノとコトのストーリーを100個の引き出しに斬った知識の宝庫。モノ・マガジンで長年続く人気連載だ。今回のテーマは「テニス」。楽天ジャパン・オープンに準決勝で惜しくも敗れた錦織圭選手だが、世界ランクは6位で変わらず。日本人にとって「テニスといえば錦織圭」というイメージがすっかり定着した。
錦織圭選手について語る、そんなあなたはテニスについてどれだけのことを知っていますか。あっという間に身につく、これぞ究極の知的な暇つぶし。引き出しを覗いたキミはすっかり教養人だ。

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テニスの語源は「tenez(さあ、ほらという掛け声)」

1. テニスの語源は「取る」を表すフランス語「tenir」の変化形「tenez(さあ、ほらという掛け声)」といわれる

2. 紀元前15世紀の古代エジプトの壁画には、球を打ち合う人々の姿が描かれているものが発見されている

3. テニス発祥の地は中世のフランス。修道院で行なわれた球を打ち合うゲーム「ジュ・ド・ポーム」が原型とされる

4. 「ポーム(paume)」は手のひら。当初は修道士たちが素手または手袋をはめた手で羊皮製のボールを打っていた

14世紀頃には木のへら状の簡易的なラケットが用いられ、16世紀頃からガットを張るラケットが登場した(写真 :駿ママ / PIXTA)

5. 14世紀頃には木のへら状の簡易的なラケットが用いられ、16世紀にはガットを張るラケットが登場した

6. 16世紀以降はフランス貴族の娯楽として定着した

7. ヴェルサイユ宮殿にあった屋内コートは「球戯場の誓い」の舞台としても知られ、ヴェルサイユ市内に現存している

8. 貴族がたしなむスポーツだった当時、最初のショットは召使が投げるボールを打つというルールであった。現在も、最初のショットを「サービス」「サーブ」と呼ぶのはその名残

9. 4ポイント先取で1ゲームを獲得となり、0、1、2、3ポイントをそれぞれ「ラブ」「15」「30」「40」と数える

10. 0ポイントを「ラブ」というのは、0と卵の形が似ていることからフランス語で卵を意味する「l’oeuf」と呼ばれていたのが英国に伝わり「love」に変化したとの説が有力

11. 15、30、40というカウントの由来は「時計の文字盤を4つに分けた」「修道院の生活時間が15分単位」など諸説ある

12. 3ポイント目が「45」とならず「40」なのは、「forty-five」と言いづらいため省略して定着したものといわれる

13. 「デュース(deuce)」は「両選手は同点」という意味のフランス語の表現「a Deux le jeu」が由来

14. ラケットはラテン語「rachete(手首)」が語源とされる

15. 初めてテニスの国際試合が行なわれたのは1505年

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16. 1874年、英国のウィングフィールドが冊子「ローンテニス」でルールやラケットを規格化し近代テニスの礎となる

17. 現在、男子テニスのワールドツアーはATPとITFという2つの組織により運営されている

18. 男子ワールドツアー公式戦は、賞金の規模などにより「グランドスラム」を頂点として「マスターズ1000」、「500」、「250」の4つのカテゴリーで年間約70大会が開催される

19. この下にチャレンジャーツアー、フューチャーズシリーズというツアー下部大会がある

20. ATP(男子プロテニス協会)は、ATPワールドツアー(マスターズ1000、500、250)、チャレンジャーツアー、ツアー・ファイナルを運営。男子世界ランキングも管轄する

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