新日鉄住金のトップ人事を発表。新日鉄・宗岡社長が会長CEOに、住金・友野社長が社長COOに就任へ

新日鉄住金のトップ人事を発表。新日鉄・宗岡社長が会長CEOに、住金・友野社長が社長COOに就任へ

高炉大手の新日本製鉄と住友金属工業<5405>は2日、10月に発足する合併新会社の新日鉄住金のトップ人事を発表した。

会長兼CEOには、新日鉄の宗岡正二社長が就き、最高経営責任者として経営全般の責任を担う。社長兼COOには住友金属の友野宏社長が就き、業務執行全般を統括する。新日鉄の三村明夫会長、住友金属の下妻博会長の処遇、他の役員人事は未定としたが、統合契約書を締結する4月中には発表する予定だ。

ただ、「たすきがけ人事はまったく念頭にない、役員数も単純に足した数よりは減る」(宗岡社長)という。友野社長も「そういう時代ではない」とし、最適な人を選抜し、人事交流、融和を進めていきたいと語った。

国内生産拠点の統廃合については、維持方針を改めて示した。ただ、生産、物流の効率化の必要性も認識しており、「下工程のラインからみて、どういう生産体制が効率的かという議論に入っている」(宗岡社長)という。

友野社長も、「環境は去年より少し厳しくなっているが、こういうときに大事なのは、足元の環境に対応することと、長期の視点をバランスさせながら判断していくこと」と語った。

すでに、お互いの製鉄所を訪問しあうなど、社員同士の交流も進んでいる、と説明。まずは統合効果をしっかり出すことを優先課題に挙げたが、毎月会合を重ねるなかで、昨年9月に発表した1500億円の効果についても「それを上回る効果が出せそうだ」と宗岡社長は手応えを感じている様子だ。

昨年12月、両社の統合については国内の公正取引委員会の承認を得ており、今年10月の新会社発足に向け、カウントダウンが始まっている。

(写真は、左が新日鉄の宗岡正二社長、右が住友金属の友野宏社長)

(山内 哲夫 =東洋経済オンライン)


《東洋経済・最新業績予想》
(百万円)    売上高  営業利益 経常利益  純利益
連本2011.03  4,109,774 165,605 226,335 93,199
連本2012.03予 4,050,000 70,000 120,000 10,000
連本2013.03予 5,400,000 170,000 210,000 120,000
連中2011.09  2,027,801 64,406 94,211 48,775
連中2012.09予 2,080,000 58,000 86,000 48,000
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         1株益¥ 1株配¥
連本2011.03  14.8 3 
連本2012.03予 1.6 1.5-3 
連本2013.03予 12.8 3-5記
連中2011.09  7.8 1.5 
連中2012.09予 7.6 1.5 
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