衰えたら挑戦、だからゴルフは楽しい

当たり前のことを当たり前にやれ

7月の日本アマチュア選手権は、ちょうど第100回記念ということがあって、過去のチャンピオンがレジェンド枠で5人出場した。

その折『ゴルフスタイル』というゴルフ雑誌の企画で、1981年大会優勝の内藤正幸、85年大会優勝の中川隆弘、89年大会優勝の尾家清孝、2000年大会優勝の和田博の歴代チャンピオン4選手の座談会が行われた。

そのとき全員から話題に上ったのが、もちろん中部銀次郎さんの思い出だった。

当たり前のことを当たり前にやれ

「中部さんに、僕たちが刷り込まされたのは、まずスコアカードのスコア(数字)ではなく、内容なんですね。フェアウェー外したら『×』、パーオン外したら『×』、バンカーに入ったら『×』というカウントの仕方なんです。ボギーだったら『×』、バーディー取ったら『◎』というように、もっと自分のゴルフを分析して、そこからしっかりと修正していきなさい、ということを教わりましたね。中部さんの口癖に、『当たり前のことを当たり前にやれ』というのがある。当たり前のことに徹して何十年もやってきたってことが、すごいんですよ。僕もどっかで心の中に見えが出て、今の自分ならできると思ってやって、完璧だと思っても『今のダメ。ヘン』とか言われたりした。でも今思えば、それが大きなヒントになりました」と内藤は述懐した。

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