大阪船場 おかみの才覚 「ごりょんさん」の日記を読む 荒木康代著

大阪船場 おかみの才覚 「ごりょんさん」の日記を読む 荒木康代著

昭和初期に生きた商家の女主人の現存する日記から、当時の女将(おかみ)たちがどんな役割を担っていたのかを社会学者が明らかにした。

大阪の商家の女主人はかつて、「ごりょん(寮)さん」と呼ばれていた。彼女たちは、店の主人である「ダンサン(夫)」の片腕となって店を切り盛りし、奉公人や女中の世話、商売関係から親類縁者との付き合いなどを一手に引き受けることで、商家の生活を支えていたという。

本書では、大阪船場で代々商いを営んでいた杉村家に嫁いだ久子の昭和2年の日記を中心に、当時の女将たちの生活をつまびらかに。職住一体が多かった当時、経済活動の中で彼女たちが重要な位置を占めていたことがわかる。

平凡社新書 756円

  

関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
労基署監督官の告発<br>過重労働がはびこる真因

電通で起きた新入社員の過労自殺事件をきっかけに、働き方への関心が高まっている。労働行政の現場に立つ労働基準監督官3人が匿名で語る「過重労働大国ニッポンをどう変えるか」。