ブリヂストンが新体制を発表「社長の機能を2つに分ける」

ブリヂストンが新体制を発表「社長の機能を2つに分ける」

ブリヂストンは11日、経営体制の刷新を発表した。荒川詔四社長が取締役会長、津谷正明専務執行役員が代表取締役CEO、西海和久専務執行役員が代表取締役COOにそれぞれ就任する。3月の株主総会と取締役会を経て正式に決定する。

新体制では「社長の機能を2つに分ける」(荒川社長)。CEOが経営全般や経営戦略を担い、COOがタイヤと多角化事業の事業全般のオペレーションを担う。会長は取締役会と株主総会議長を務め、経営と執行の橋渡しになるとしている。会長に代表権がつかないことに関しては「執行部門での役割がない以上、当然」(同)とした。

新体制の移行によって、「グローバル戦略をさらに推進する。スピードアップや社内外のコミュニケーション向上も期待できる」(同)。この3役体制は2年前に米州の事業本部で導入しており、米州の業績改善に結び付いたという。今年1月からは欧州にも導入、「今後3役体制を基本モデルにする」(津谷専務)。

会見で荒川社長は、すでに昨夏、同社の役員人事委員会に新体制への移行と津谷CEO、西海COOを推薦していたことを明らかにした。荒川社長は「津谷は経営体制や組織に強く、西海は生産、事業全般に強い。両者でシナジーが期待できる」と話した。もともと津谷・西海両専務は荒川体制の中心メンバーであり、特に津谷専務は早くから後任の本命と目されていた。

荒川社長は就任からちょうど6年が経つ。新体制移行の契機として、経営目標とするROA6%達成の道筋がついたことを挙げたが、「いかに継続して成長するか。今回は区切りとしてのバトンタッチではない」(荒川社長)とも語り、経営戦略のさらなる強化が目的であることを強調した。

(並木 厚憲 =東洋経済オンライン)

写真は真ん中が荒川社長、左が津谷専務、右が西海専務

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