35歳で「はしご外されない」女子社員の生存術

女の活躍には「男が疲れすぎない社会」が必要

「夏の女子会」では、女性が働くために社会に何が必要か、自分はどうしていくべきか考えました
「女性が活躍する社会」という言葉を目にする機会が増えています。この言葉を目にするたびに、「女性のことだから自分には関係ない」と思ってしまう男性もいるのではないでしょうか。でも、女性たちの声によく耳を傾けてみてください。
7月末に行った営業部女子課の夏のイベントで、女性たちに「これからの働き方を変えるためには?」と質問したところ、「男性が疲れすぎない社会!」という声が。男性も女性も働きやすい社会にするために、女性たちが考えていることとは?

 

前編:「男性型」に強い違和感…営業女子の3大悩み

今年も90人以上が集まり、大盛況に終わった営業部女子課のイベント「夏の女子会」。イベント中盤で登壇いただいたリクルートホールディングス執行役員・柏村美生(かしわむら みお)さんのお話には、女性が働くために社会に何が必要か、自分はどうしていくべきかについてのヒントが、いくつもありました。

柏村さんは1998年にリクルート入社。入社から3年間は営業部でがっちり鍛えられ、その後、新規事業部へ配属。29歳の頃、自ら声を上げて「ゼクシィ」の中国での販路開拓を目指すべく、上海に赴任。現在は1200人の組織をまとめるリーダーとして活躍しています。

「自己認知」は正しく出来ている?

「よく悩まずに働けますねって言われるけれど、そんなことはありません。入社したころは毎日のように泣いていたし、どのタイミングもつま先で立って仕事をしてきたと思っています。でも、背伸びして仕事をするたびに少しずつ成長できて、いつの間にか新しい仕事ができるようになっている。そういう環境を与えてくれた会社に感謝しています」と話す柏村さん。そのキャリアの中で考え続けてきたことや工夫とは?

(1)メタ認知力を上げる

「周囲のことを理解してあげなさいとよく言うけれど、それよりもまず自己認知、メタ認知を上げることが重要です。20代よりも30代のときの方がそう感じたし、30代よりも40代の今の方が、自己認知の大切さを実感しています」と柏村さん。

なぜなら、チームで仕事をする際に最も重要なのが、各自が自分の強みと弱みを客観的に理解していることだからです。自分の弱みを自覚して人に相談したり、できる人を見つけたりする。自分の強いことなら、そこが弱い人をサポートする。それぞれの長所と短所をチーム内で共有する。

そうやって、弱い部分を修正するより強みを活かして武器とする方が「成果」につながります。「強みを圧倒的に強くすればよくて、弱い部分は誰かに助けてもらう。仕事はパズルみたいなもの」と柏村さんは言います。

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