三越日本橋本店の大改装計画、新館のメンズ館への業態転換案も浮上

三越日本橋本店の大改装計画、新館のメンズ館への業態転換案も浮上

苦戦が続く三越日本橋本店が、改装に向け動き出す。同店ではもともと、2015年3月期中をメドに、80億~90億円の資金をかけ改装を計画していた。その詳細は従来不明だったが、新館をメンズ館に全面改装するなど、抜本的な業態転換の案が浮上しているようだ。

三越伊勢丹ホールディングスの役員は11年秋ごろから、テナントのアパレル会社幹部にメンズ館に関心はあるか、話を持ちかけている。また「紳士業態が得意な伊勢丹との統合もあって、メンズ館へのリニューアルがアイデアとして浮上しているようだ」(別のアパレル大手幹部)という声も聞かれる。

日本橋本店の新館は04年に建て替えて開業。海外から調達した食品や雑貨など、他店にない品ぞろえを充実させたが、「1フロアのスペースが狭く、新コンセプトをうまく出せていなかった」(同)。

07年には地下1階に著名レストランによる持ち帰り用総菜の売り場を新たに導入。30代前後の若い客層を開拓することで浮上を目指したが、大きな改善効果は得られていないもようだ。

日本橋本店は震災のあった11年3月に3割近い落ち込みを記録。その後も毎月のように前年割れが続いている。開業後わずか8年での全面改装となれば、早期での立て直し策となる。

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