日本発条(ニッパツ)・就活学生に贈るキラリと光るBtoB企業--自動車からHDDまで ばね技術で世界一を生む

日本発条(ニッパツ)・就活学生に贈るキラリと光るBtoB企業--自動車からHDDまで ばね技術で世界一を生む

お父さんは知っているが、お母さんは知らない会社──。日本発条(ニッパツ)はその典型といえるかもしれない。

ニッパツは知る人ぞ知る、世界トップのばねメーカー。自動車向けを中心に、情報通信や産業・生活など事業分野は幅広い。

創業事業は自動車の足回りなどに使われる懸架ばね。同製品のシェアは世界トップクラスで、日系の自動車メーカー全社と取引がある。自動車関連ではシートも手掛ける。ばね技術を応用した骨格部品から始め、2003年から仏のシートメーカー、フォルシアと共同で完成シートの納入も始めた。

ニッパツはどの自動車メーカー系列にも属さない独立系の部品メーカーだ。だからこそばね技術を核に、多角化を積極的に進めた。

その代表例がハードディスク駆動装置(HDD)用サスペンション。データ読み書き用の磁気ヘッドを支える部品で、世界トップシェアを誇る。09年にはより高精度の位置決めが可能なDSA(デュアル・ステージ・アクチュエータ)を世界で初めて製品化した。

HDD用サスペンションの利益率は高く、近年の同社の成長を支えてきた。ほかに立体駐車場装置など、多分野の製品を扱う産業機器部門もある。11年度には自動車駆動用モーターコアに進出、新分野の育成を続けている。

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