インドネシア、高速鉄道計画見直し 日中の受注競争振り出しに

日中の受注競争は「中速鉄道」の舞台へ

 9月3日、インドネシア政府は、日本と中国が激しい受注争いを繰り広げていた高速鉄道計画について、計画を見直すことを明らかにした。写真は中国高速鉄道のモデル。ジャカルタで8月撮影。提供写真(2015年 ロイター/Rivan Awal Lingga/Antara Foto)

[ジャカルタ 3日 ロイター] - インドネシア政府は3日、日本と中国が激しい受注争いを繰り広げていた高速鉄道計画について、計画を見直すことを明らかにした。高速ではなく、中速度の鉄道で十分と判断した。

インドネシア政府は、日中に対して、中速鉄道の建設に向けて新たな計画を提示するよう要請した。

ダルミン・ナスティオン経済調整相が、記者団に対して述べた。

首都ジャカルタと南部バンドン間の150キロメートルを時速300キロ以上の高速鉄道で結ぶ計画だったが、ジョコ大統領が高速鉄道は必要なく、中速度の鉄道で十分と判断したという。

高速鉄道計画の規模は、50億ドル前後と見られていた。日本はインドネシアにとって第2位の投資国であり、中国はインドネシアの最大の貿易相手国。インドネシアは外交的に難しい判断を迫られている。

日中は先月、インドネシアに特使を派遣。両国ともインドネシア側に有利な内容に条件を変えるなど、激しい受注合戦を展開してきた。

*内容を追加して再送します。

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