複数の女性を暴行、明らかになるDr.Dreの罪 アップルは「すでに25年前とは別人」と擁護

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「自分は飲みすぎて酔っぱらった若造で、自分の人生をどう生きていこうかなど全く考えていなかった。でもそれが自分の犯したことに対する言い訳にはならない」。本名アンドレ・ヤングであるドクター・ドレはニューヨーク・タイムズ紙への独占手記でこう語っている。

ドクター・ドレはさらにこう語った。彼は19歳の時に結婚し、「家族のために良い人間になろうと働き、正しい道に沿うよう助言を求めてきた。自分ができる限りのことをすべてやっている。昔の自分のような人間には絶対にならない」。

「過去に傷つけてしまった女性達に対し謝罪をする。自分の行動を深く後悔している。そしてそのことが自分たちの生活に一生影響を与え続けることも分かっている」

ドクター・ドレの代理人は、このニューヨーク・タイムズ紙に独占的に出された声明がすべてであり、さらにコメントをすることはないと話している。

暴行を受けたのはディー・バーンズだけではない

ドクター・ドレ(右)はニューヨーク・タイムズ紙を通じて、心からの謝罪を表明している(写真:AP/アフロ)

新聞によると、ドクター・ドレはディー・バーンズの事件を含む、いくつかの暴行殴打の罪に対して異議を唱えることをせず、民事訴訟では法廷外で和解が成立したが、保護観察と社会奉仕を言い渡された。

一方、ディー・バーンズは今週Gawker にエッセーを掲載している。その中で彼女は過去に自分が受けた暴行の詳細を綴った。しかし、N.W.A.の成り立ちとそのメンバーについて描く伝記映画「ストレート・アウタ・コンプトン」の中では、この暴行事件は扱われていない。

その他2名の女性、R&B シンガーでドクター・ドレの昔の恋人でもあったMichel'le と、ミュージシャンのTairrie Bも、ニューヨーク・タイムズ紙に対し、ドクター・ドレから過去に暴行を受けていたことを告白している。

(記者:Piya Sinha-Roy、編集:Mary Milliken)

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