【産業天気図・スーパー/コンビニ】スーパーに改善の兆し。コンビニは激しい競争続く

食品スーパーでは6月ごろから一品単価が上昇傾向にあり、デフレ脱却の兆しも。昨年ダイエー<8263.東証>や一部食品スーパーで店舗閉鎖があったことから、オーバーストアも若干改善されている。一部仕入れ面で原材料高騰の影響が出ているが、その影響をかわせれば今06年度の下期は増益となる企業が多いだろう。ただ少子高齢化など構造的に抱える問題が大きく、来07年度の業績動向は不透明だ。
 苦戦が続くのがコンビニ。業界の既存店売り上げはマイナス基調が続く(6月はたばこ増税前の駆け込み需要で23カ月ぶりにプラスとなったものの、他の月はマイナス)。セブン‐イレブン(セブン&アイ・ホールディングス<3382.東証>傘下)、ローソン<2651.東証>、ファミリーマート<8028.東証>の上位3社は出店増で増益基調が続きそうだが、他業態を含めた競争環境は依然厳しい。期待される新サービスも少なく、今後も企業間格差が拡大しそう。
【並木厚憲記者】


(株)東洋経済新報社 会社四季報速報プラス編集部

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