安倍首相が内閣支持率挽回に打つ「秘策」 8月11日以降にやって来る「3つの試練」

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競馬界も夏真っ盛りを迎えている。先月の筆者は、吉例にのっとって七夕賞の日に福島競馬に参戦してきたが、やっぱり旅打ちは楽しいね。暑いも競馬のうちだ。

今週末は七夕賞、函館記念に続く「サマー2000シリーズ」第3弾の小倉記念(G3、8月9日小倉競馬場第11R)が控えている。ずば抜けた存在はなくて、予想オッズは1番人気でもおそらく単勝4倍台。なにしろ1番人気が9連敗中という混戦必至のハンデ戦だ。あれこれ展開を予想するよりも、ここは単純に好きな馬に賭けてみたい。

「夏は牝馬」・・小倉記念はウインプリメーラに期待

そこでウインプリメーラに期待。「夏は牝馬」というし、斥量53キロと恵まれた。前走のマーメイドSは惜しい4着で、今度こそ重賞初制覇を狙いたい。この馬に距離2000メートルはちょっと長いが、小回りで平坦な小倉コースならチャンスはあるだろう。

今年の夏はとりわけ暑い。お馬さんの消耗も激しいはずだ。ゆえにメイショウナルトなど6歳以上のベテラン勢は切り。唯一の3歳馬ベルーフは、皐月賞以来ということで人気となっているが、これは逆に危うい感じがする。後はアズマシャトル、マローブルー、ノボリディアーナを狙い目として追加しておこう。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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