外国人爆買い!インバウンド裏銘柄教えます 百貨店や化粧品メーカーだけじゃない!

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【7月24日(金)】NYダウは、119ドル安の1万7731ドルと3日続落。日経平均は、139円安の2万0544円。

【7月25日(土)】午前3時、日経225先物は、150円安の2万0370円。NYダウは、142ドル安の1万7589ドル。

【7月27日(月)】日経平均は、194円安の2万0350円と大幅続落。上海株式市場が8.5%安(345.35ポイント安の3725.56)の急落で約8年半ぶりの下落率。下げさせないようにといろいろと手を打っても、所詮大きな流れにはかなわない。

韓国MARS隔離者ゼロに、事実上の終息宣言。日本に来なくて良かったけど、つい先日、「アウトブレイク」という1995年のアメリカ映画を見た。

アフリカの奥地で発生した未知のウィルスがアメリカで増殖してしまうパニック映画なのだが、映画の中でLEVEL4(極めて危険で厳重な管理を要する)に「エボラ、ラッサ、ハンタウィルス」とあり、極めて悪性で治療法もワクチンも存在せずとあった。20年前にこの映画を作った時は、映画の中の出来事で、将来このようなことが起きてしまうと思っていた人は少なかっただろう。なかなか良くできている作品なので、オススメです。因みに「ブレイクアウト」だと株式投資の世界では、高値更新という意味になります。

なぜ国内主体の通販会社がモテるのか

【7月28日(火)】午前3時、日経225先物は、220円安の2万130円。NYダウは127ドル安の1万7440ドルと半年ぶりの安値。上海株安と原油安で。15時、優待目的保有のカタログ通販準大手のスクロール(8005)が平成28年3月期第1四半期決算を発表した。

純利益は8億6500万円(1株当25.88円)で、なんと通期予想の7億円を第1四半期で達成してしまったのだ。決算短信をよく見ると、通販ヘルシー&ビューティー事業の売上げが対前年45%も増えていたのだ。

「インバウンド需要を取り込んだ」とあったが、通販会社がどうやってインバウンド需要を取り込んだのか理解出来なかったので、会社に電話して教えていただいたのだが、子会社の「豆腐の盛田屋」で自社商品の「豆乳よーぐるとぱっく玉の輿」をドラックストアに卸していて、これが親日コスメブロガーによる口コミで広がり、「爆買いの対象商品」となっているのだそうだ。

この製品は、豆腐作りをする職人の手が白くしっとりとしたことから発想した基礎化粧品だそうで、気になる人は試してみては? もう株主となって5年になるが、インバウンド裏銘柄だな。ここも石光商事と同様に円安デメリット銘柄で、アベノミクス相場に全く乗れていなかったのだが、やっと上がって来たので嬉しい。

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