新国立見直し、自民が「JSCトップ更迭」を明記

「混乱の責任はJSCにある」

 7月30日、自民党の河野太郎・行政改革推進本部長は、新国立競技場の整備計画見直しに向けて取りまとめる提言で、日本スポーツ振興センターの河野一郎理事長を更迭するよう求める考えを示した。工事中の競技場、17日撮影(2015年 ロイター/Thomas Peter)

[東京 30日 ロイター] - 自民党の河野太郎・行政改革推進本部長は30日、新国立競技場の整備計画見直しに向けて取りまとめる提言で、日本スポーツ振興センター(JSC)の河野一郎理事長を更迭するよう求める考えを示した。

JSCが過去に開いた有識者会議では、総工費について議論された形跡がなく、混乱の責任は「JSCにあることがはっきりした」と批判した。

党行革本部は同日午後、JSCと文部科学省の関係者から、過去の経緯を中心に聞き取り調査を実施。JSCが過去6回にわたって開いた「国立競技場将来構想有識者会議」の議事録をもとに、当初1300億円とされていた総工費が膨らんだ経緯などを検証した。

河野行革本部長は、聞き取り調査後、記者団の取材に応じ「そもそも1300億円の根拠が分からない」と指摘。2012年7月の有識者会議では、総工費が空欄のまま委員に提示されており、コストに関する議論は行われていなかったことを明らかにした。

党行革本部は今後も関係者からの聞き取りを重ね、過去の経緯についての検証を盛り込んだ提言を8月上旬にも取りまとめる方針。

 

(梅川崇)

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