パナソニック、第1四半期は7%の営業減益

テレビが赤字、住宅低迷

 7月29日、パナソニックが発表した2015年4―6月期の連結営業利益は、前年比7%減の765億円だった。都内の家電量販店で6月撮影(2015年 ロイター/Thomas Peter)

[東京 29日 ロイター] - パナソニック<6752.T>が29日発表した2015年4―6月期の連結営業利益は、前年比7%減の765億円だった。車載事業は伸びたが、テレビ事業が赤字だったほか、国内住宅市場の低迷で太陽光パネルなど住宅関連事業の売り上げが減少した。

連結売上高は前年比0.3%増の1兆8578億円。テレビ、住宅関連、太陽光の売り上げは落ちたが、車載エレクトロニクスやファクトリーオートメーション(FA)機器、液晶パネルが伸び、円安で前年並みを確保した。

2015年3月期に5%を達成した営業利益率は4―6月期で4.1%だった。ただ記者会見した河井英明専務は「住宅関連は少し遅れたが、(他の事業は)結構社内計画を達成している。年間の業績目標に沿ったスタートだ」と述べた。

テレビ事業は、販売の絞り込みや価格下落で30億円の赤字(前年同期は10億円の黒字)だった。ただ、夏以降に本格化する販売で増販が期待できるほか、固定費削減の成果が出てくることで「今期の黒字化は引き続き取り組む」(河井専務)方針。

住宅関連・太陽光が不振だったことについて河井専務は「業界全体の影響だったが、6月以降は持ち直していて、7―9月期はかなりの回復が見込まれている」と指摘した。

4―6月期は営業減益となったが前期に計上した構造改革費用が一巡したことで営業外費用が減り、当期純利益は56.9%増の595億円となった。

16年3月期の業績予想は据え置いた。営業利益は前年比12.6%増の4300億円(営業利益率5.4%)を計画。トムソン・ロイターの調査によると、アナリスト19人の営業利益の予測平均は4252億円。

 

 

 

(村井令二)

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