プジョー、上期は4年ぶりに最終黒字転換

中期目標を前倒しで達成

 7月29日、仏自動車メーカーのPSAプジョー・シトロエンが発表した上期(2015年1─6月)決算は、最終損益が4年ぶりに黒字転換した。ポワシーで4月撮影(2015年 ロイター/Benoit Tessier)

[パリ 29日 ロイター] - 仏自動車メーカーのPSAプジョー・シトロエン<PEUP.PA>が発表した上期(2015年1─6月)決算は、最終損益が4年ぶりに黒字転換した。業績回復目標の大半を前倒しで達成した。ただ、下期の状況は厳しいとの認識を示した。

上期の純損益は5億7100万ユーロ(6億3100万ドル)の黒字。前年同期(1億1400万ユーロの赤字)から黒字転換した。

売上高は6.9%増の289億ユーロ。

中核の自動車製造部門の利益が9億7500万ユーロに増加し、部門利益率は5%とここ10年あまりで最高となった。

営業純現金収支(フリーキャッシュフロー)は約60%増加し27億9200万ユーロ。

上期決算で、2018年までの達成を目指す中期回復目標である自動車部門の利益率2%、累積キャッシュフロー20億ユーロを達成した。ただ目標自体は堅持した。

ジャンバティスト・ドシャティオン最高財務責任者(CFO)は会見で、10億8000万ユーロの営業利益の約3分の1は、ユーロ安、原材料費用の低下、その他季節的なプラス要因に起因すると説明。中国の需要減退などを挙げて、今後、事業環境は厳しくなるとの見方を示した。同社は、中国自動車市場について、年間成長率が3%にとどまると予想している。

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