「貯蔵セル」は太陽光発電の欠点を克服するか

アーリントン・テキサス大のチームが開発

化石エネルギーに替わる代替エネルギーとして自然エネルギーが注目されており、その代表格は太陽光発電である。

ソーラーファームと呼ばれる大規模ソーラーパネルによる発電はドイツでは進んでおり、日本でも東日本大震災を境に注目され、全国各地に設置が進んでいる。

太陽エネルギーにはさまざまな制約も


当記事はFUTURUS(運営:ターゲッティング)の提供記事です

ほぼ無限といえる太陽光エネルギーを利用する太陽光発電はエコではあるが、その利用についてはさまざまな制約があり、これまで使ってきた化石エネルギーを純粋に代替できるかというと、疑問符がつくと言わざるをえない。

太陽光発電に限らず、発電した電気はすぐに使う必要がある。現在のバッテリー技術では電気を貯蔵することは限定的であり、発電所のような大規模な施設での貯蔵は実現されていない。

唯一あるとすると揚水発電、あまった電力であらかじめ高い位置の湖にポンプを使って水をくみあげ、必要となった場合に再び水を放水して発電するという、位置エネルギーを利用した貯蔵方法だけだ。基本的には電気は作ったらすぐ使わなければならない。

次ページそこに現れた「エネルギー貯蔵セル」とは?
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