外国人が好きな温泉地「トップ50」ランキング 2年連続トップは富士山近くの温泉地だった

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第6位は別府温泉。「別府八湯」はそれぞれ泉質が異なり、湯めぐりが楽しめるのが魅力。その風景の異様さ、珍しさで有名な「地獄めぐり」を楽しみに訪れる外国人も多い。

第7位は、標高700m前後の高原に広がる神奈川県の仙石原温泉。続く第8位は日本書紀や古事記などにも記された古くからの温泉で『日本三古泉』と呼ばれる兵庫県の有馬温泉がランクインした。神戸や大阪からのアクセスもよく、歴史的由緒があり、自然に囲まれ、散策も楽しめる温泉地として人気を集め、昨年の17位から順位を大きく引き上げた。

箱根の玄関口にあり、天平10(738)年の開湯で古い歴史を持つ温泉地、箱根湯本温泉が第9位。やはり都心からのアクセスのよさが外国人旅行者にも利便性がよく人気が高かった。

湯量豊富で、ホテル・旅館の数では北海道随一を誇る洞爺湖温泉が第10位。札幌からは車で約2時間、北海道の空の玄関口・新千歳空港からは約1時間半というアクセスのよさも魅力のひとつ。外国人専用フリーWi-Fiの導入など、外国人旅行客に向けたサービスの充実も人気の秘訣のようだ。

11~50位の温泉についても下記のランキングをご覧いただきたい。九州の温泉地が昨年の圏外(51以下)から急浮上していることがわかるだろう。

東洋経済オンライン編集部

ベテランから若手まで個性的な部員がそろう編集部。編集作業が中心だが、もちろん取材もこなします(画像はイメージです)

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