モバゲーvsグリー 世界に誇るソーシャルゲーム2強のガチンコ実力比較

モバゲーvsグリー 世界に誇るソーシャルゲーム2強のガチンコ実力比較

日本がネットで掘り当てた大金鉱脈、それが携帯電話のソーシャルゲームだ。携帯電話のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で遊ぶネットゲームで、いつでもどこでもヒマな時間に手軽に遊べることなどから急速に普及。2007年にはほとんど影も形もなかったこの市場は、09年には約500億円、10年には1300億円、今11年には2000億~3000億円市場にもなると見込まれている。

このマーケットを牽引するのが、「モバゲー(Mobage 旧モバゲータウン)」を運営するディー・エヌ・エーと、「グリー(GREE)」を運営するグリーの2大ソーシャルゲーム会社だ。もともとはグリーが先鞭をつけた携帯ソーシャルゲーム市場だったが、09年にディー・エヌ・エーが本格参入、激しいつばぜり合いを繰り広げながら、市場を拡大してきた。

ソーシャルゲームは海外でも主にパソコンのフェイスブック上で人気が高まっており、億単位の利用者を誇るゲームもある。しかしながら、ソーシャルゲームの売上金額ベースでは、日本のディー・エヌ・エー、グリーが突出しており、その収益力の高さは世界中のプレーヤーの垂涎の的だ。

11年4~6月期の四半期決算を基に、世界有数の収益力を誇るディー・エヌ・エーとグリーの実力比較を行ってみた。

売上高は、ディー・エヌ・エーはソーシャルゲーム以外にもネット通販やオークションなども手掛けていることもあり、グリーの1.6倍程度。営業利益率は両者とも45%程度と極めて高い。


収益の基盤となっているソーシャルゲームの会員数は、6月末でディー・エヌ・エーがグリーを330万人リードする。10年12月末は65万人の差だったから、この1~6月でディー・エヌ・エーがややリードを拡げた格好だ。ただ、その差は1割程度にとどまっており、会員獲得で激しい接戦を繰り広げていると言っていいだろう。

ソーシャルゲームに限った収益力を見ると、売上高はディー・エヌ・エーが292億円、グリーが183億円で、会員数の差よりも、ディー・エヌ・エーのリードが大きくなっている。この差を生んでいるのは何だろうか。

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