海に浮かぶ「巨大農場」が食糧危機をなくす?

都市から都市へ水上を移動し、食料を生産

当記事はFUTURUS(運営:ターゲッティング)の提供記事です

日本は少子化に悩んでいるが、世界全体で見れば人口は増え続けている。国連の『世界人口白書』2011年版では、2011年の段階で世界人口が70億人に達したと推定しているが、同じく国連の『世界人口展望』2010年版の予想では、2050年までに90億人を突破するであろうという見方だ。

当然、食糧危機が懸念されている。それに対応するひとつのアイデアとして、海の上で食料を生産したらどうか、という提案がある。海に浮かぶ巨大な農場「Smat Floating Farm」だ。まだアイディアの段階だが、実現は不可能ではないようだ。

海上に浮かぶ持続可能な食料供給システム

「Smat Floating Farm」を提案しているのは、スペインのバルセロナを拠点にする「FORWARD THIKING ARCHITECTURE」だ。

「Smat Floating Farm」では農産物だけでなく、魚の養殖も行うため、彼らの見込みでは、200メートル×350メートルの海上農場があれば、年間で8152トンの野菜と1703トンの魚を生産できるという。そして「Smat Floating Farm」を大都市の近くに停泊させれば、長距離輸送の手間を省いて食料を供給できるというわけだ。

つまり、大都市(ほとんどが沿岸部)に持続可能な食糧供給が可能になるということだ。

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