親と親戚を敵に回してでも大学に進学せよ 継母の｢イジメ｣に負けてはいけない

＜パンプキンのコメント＞

川上様、両親とケンカしながらでも、絶対に大学へ行くべきです。確かに大学へ行くだけが人生ではありません。働く場所は、大学へ行かない場合もありますが、大学卒業後より格段に難しくなります。成績優秀な人にとっては、大学は学問を究めるうえで重要ですが、ただ学ぶだけの普通の成績の人にとっても、大学はとても意味があるところです。

その一つひとつには触れません。ですが、ひとつはあなたのこれからの人生で何かをしたいと思ったときに、大卒でなかったために、門前払いを受けることがあります。それは資格取得の場合も考えられますし、就職の場合も考えられます。大学へは何歳からでも通えますが、高卒後の4年間で通っておくことが、大卒資格を得るのに、一般的には何かにつけて最も近道なのです。よほどの無理がないかぎり、少々の困難とは戦うつもりで大学へ行きましょう。

「少々の困難」と申し上げましたのには理由があります。もしあなたが継母を嫌うあまり、または遠慮や意地が働いて、高卒後に家を出て働くとします。住居費も全部自前で賄って生活するとなると、精神的な安定は叶うかもしれませんが、経済的には相当厳しいことが予想されます。その厳しい状態が続く年数を予測しますと、戦う相手が違うように思います。

両親に、思い切って進学希望を訴えよう

大学進学作戦その1は、まず継母のいないところで、大学進学をお父様に直談判しましょう。お母さんに相談しなさいと言われるでしょうが、お母さんにもお父さんから説得するよう、熱心に頼みましょう。それで成功しなかったら継母にも、あなたが敵に白旗を掲げるつもりで、お願いしてみましょう。もちろん、大学でかかった費用は、働いて返すからとも伝えましょう。

もし全部失敗しても、あなたが将来挫折したとき、熱心に両親に援助を申し込んでいれば受験できたかもしれないという後悔をせずに済みます。そして、長い人生で大学4年間のための自宅通学くらい、耐えましょう。アルバイトもしなければなりませんし、自宅にいる時間は格段に少なくなります。これで、継母があなたに当てつけがましく起こすヒステリーの時間をみつけるのも、難しくなるはずです。

きっとその大卒資格は、何度もあなたを救ってくれるはずです。考えようによっては人生は短いです。小さな理由で遅らせたりあきらめる手はないほど、資格取得がまだまだモノを言う社会ですし、それは無視できない大きな資格です。