ゴルフのプロ大会に問われる観戦する価値

無料で観客を集める意義はどこに

(写真 : はんた / PIXTA)

6月初旬、兵庫県で開催された「日本プロゴルフグランド・ゴールドシニア選手権ゴルフパートナーカップ」。金土開催ながら、2日間で約9000人の観客が詰めかけた。

出場しているのは、グランド60歳以上、ゴールド68歳以上と往年の名選手。1970~1980年代に活躍した選手だから、若い世代には見たことも聞いたこともないような選手たちが多いというのが本当のところだ。

観客が詰めかける理由

今が旬の選手たちが出場していても観客減に悩むレギュラーツアーを尻目に、この大会の観客動員はなかなかのものだった。実は無料で昼食まで付いた入場券さえ手に入れれば、誰でも見られる大会にしている。

この取り組みは、ゴルフ用品販売の大手、ゴルフパートナーが一昨年から大会スポンサーとなって始まった。店舗でこの入場券を配布することで、「観戦無料試合」となったのだ。

それまではほとんど「無観客試合」だったが、初年度には3000人、昨年は6000人を集めた(いずれも埼玉県)。

そして今年。出ている選手たちの知名度は低いかもしれないが、今のゴルフ界の代名詞でもある「右肩下がり」に反する勢いである。選手たちも「これだけ見に来てくれたら恥ずかしいプレーはできない」と、いつも以上に(?)老骨にムチ打ってプレーしている。

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