激変するコンビニ発注、木・金休みを取り込め! 

電力不足に対応するため、7月以降、輪番休業を導入する企業が増加している。平日と休日の入れ替わりによって、企業城下町などでは消費者の生活パターンが大きく変化。コンビニやスーパーなどは需要を取りこぼさないように必死だ。

愛知県西尾市にある、セブン−イレブン西尾下羽角町店。自動車部品大手デンソーの国内最大の製造拠点である西尾製作所が目の前にあり、顧客は従業員や取引先などの関係者がほとんどだ。デンソーは7月から9月まで輪番休業を実施。西尾製作所も土曜と日曜は稼働し、木曜と金曜が休日になった。

もともと西尾下羽角町店の書き入れ時は土曜と日曜。デンソー内に社員食堂があり、コンビニの稼ぎ時の一つである平日の昼時はそちらへ人が流れる。最も売り上げが大きいのは土曜朝で、夜勤明けの期間従業員でごった返すのが日常風景だった。

が、7月に入り、需要のピークは大きくシフトした。特に輪番休業による最初の休日となった木曜に客が殺到したのだ。

西尾下羽角町店の柴田禎宏オーナーによれば、輪番休業の前日となる水曜日を土曜の前日と想定して、弁当やおにぎりを多めに発注し、需要を逃さずに済んでいるという。7月の売上高は前年比15%増で推移。たばこの値上げ効果や前年がリーマンショックから回復途上だったのを加味しても好調といえる。

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