正義論の名著 中山元著

正義論の名著 中山元著

古代ギリシャにおける正義とはポリスの秩序を維持し調和すること、すなわち公共善を目指すことであった。ホッブズに始まる社会契約の思想は、自分自身の利益のために社会を構築すると考え、正義の概念もこの観点から考察されるようになる。一方でヒュームやスミスとともに、契約ではなく市民社会の秩序が自主的に誕生するというリベラリズムにおいては、正義もこれを裏付けるものとして考えられるようになる。

西洋の政治哲学と道徳哲学においてつねに一つの軸をなす正義とは、どのように発展してきたか。プラトン、アリストテレスからベンサム、ニーチェ、さらにはサンデルまで、各時代の名著を読み解きながら歴史的に考察する。

ちくま新書 861円

  

関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去1週間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチAD
ショッピングセンターの憂鬱

ショッピングセンター(SC)の新規開業が相次ぐ一方、閉店も増加。セールの乱発と主力の衣料の苦戦で、既存SCの売り上げは不振だ。百貨店と同様に大量閉店の波が押し寄せるのか。