話が通じない人とも信頼関係が築ける9つの会話術 「会話=パートナーシップ」という見方をしてみよう

拡大
縮小

さて、ラポールを構築するための具体的な方法を見ていこう。赤の他人に対しても友人に対しても使えるものだ。

1.ラポールはただちに形成すること。

いきなり本題に入らないこと。特に、論争的なテーマの場合はそうだ。

2.知らない人に対しては、次のような使いやすいとっかかりの質問でラポール形成を始めること。

●「こんにちは。Xと申します。お元気ですか?」

●「はじめまして。私はXです。お名前伺ってもよろしいですか?」

●「ここに来るのは初めてなんです。この場所のことはどこで見つけたんですか?」

相手の動機や関心を探る

こういったアイスブレイクのための質問のあと、ただちにラポール形成のための質問で相手の動機や関心を探ろう。

●「それが重要だとお考えになる理由を、もう少し伺ってもよいですか?」

●「そのことに興味を持ったきっかけは何ですか?」

●「休みのときはどんなことをして過ごしますか? 何か情熱を注いでいることはありますか?」(「普段お仕事は何をされてますか?」とは聞いてはならない。それでその人の真の関心事が分かることはほぼない。)

●「なんとお呼びすればよいですか?」

●「それについてはどこで知ったんですか?」

次ページ3つめは?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
【資生堂の研究者】ファンデーションの研究開発の現場に密着
【資生堂の研究者】ファンデーションの研究開発の現場に密着
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT