日経平均小反落、売買代金は2カ月ぶり低水準

一時200円以上急落も、後場は下げ渋り

 6月15日、東京株式市場で日経平均は3日ぶりに小反落。ギリシャ支援協議の行き詰まりに対する警戒感から前週末の欧米株が軒並み下落したことを受け、日経平均は寄り付きで200円を超す下げとなった。都内で11日撮影(2015年 ロイター/Thomas Peter)

[東京 15日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日ぶりに小反落。ギリシャ支援協議の行き詰まりに対する警戒感から前週末の欧米株が軒並み下落したことを受け、日経平均は寄り付きで200円を超す下げとなった。ただ寄り値がこの日の安値となり、次第に下げ幅を縮小。軟調なアジア株が重しとなったものの、日銀によるETF(上場投信)買い入れへの期待感などが支援材料となり、下値は限定的だった。

TOPIXやJPX日経400インデックスは小幅に続伸した。東証1部の売買代金は2兆0100億円と、4月6日以来2カ月超ぶりの低水準だった。

今年5月の日本株の上昇過程で買い遅れた投資家が多く、下がれば押し目を拾う動きが出やすいという。日経ジャスダック平均や東証マザーズ指数が連日で年初来高値を更新するなど出遅れていた中小型株に個人投資家を中心とする資金が向かった。もっとも「米利上げへの警戒感がくすぶるなか、16─17日の米FOMC(連邦公開市場委員会)を確認しないと動きづらい」(東洋証券ストラテジストの土田祐也氏)といい、相場全般は方向感に欠ける展開となった。

個別銘柄では、エイチーム<3662.T>が年初来安値を更新。12日、NHNエンターテインメントとの資本提携を解消し、合弁会社も解散すると発表したことが嫌気された。またgumi<3903.T>が大幅安。12日に発表した2015年5─7月期の連結業績予想で、営業損益が11億円の赤字になる見通しとなり、業績の先行き懸念が広がった。

東証1部騰落数は、値上がり815銘柄に対し、値下がりが923銘柄、変わらずが147銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      20387.79 -19.29

寄り付き    20205.10

安値/高値   20205.1─20401.48

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1651.92 +0.44

寄り付き     1638.1

安値/高値    1637.62─1653.19

 

東証出来高(万株) 170416

東証売買代金(億円) 20100.26

*見出しの「小反発」を「小反落」に訂正しました。

 

 

 

(杉山容俊)

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