「頭の中の日本語」が英語上達を邪魔している

英語漬け&日本語排除でみるみる変わる

松村弘典さん(左)の英語学習法から鉄則を導き出します(撮影:宮園厚司)

高校で赤点まみれの英語だった松村弘典さん。プー太郎生活を経て渡ったシンガポールでは、IT系の専門学校に通うことに。もちろん授業はオールイングリッシュ! 授業開始までわずか3カ月。最短で英語力をアップさせるため、彼は何をしたのか?

鉄則その2:暗記した単語は文章の中で何度もチェックせよ!

 

安河内前回の「鉄則その1」では、まず重要単語を暗記すべし!と教えてもらいました。紙に単語を何度も書きなぐって暗記したとのことですが、これだけでは定着はなかなかしませんよね?

松村:そうですね。英単語のスペルと日本語訳を覚えたとしても、まだ使えるレベルには達していません。その単語が実際に使われている場面で文脈理解を行うことで初めて「使った」ことになるからです。

そこで、単語の丸暗記の次に僕が始めたのが、覚えた単語に文章の中で触れていくことでした。本や新聞をひたすら読むなどして英語に触れることによって、自分の覚えた英単語に、文章の中で何度も出くわすように仕向けていったんです。

安河内:book=本、window=窓と暗記した単語は、実際に文章でどう使われているかを、英文を読みながら確認していくんですね。

松村:はい、まさに確認する作業です。この時期は、かなりの量の英文を毎日読み込みました。僕の場合は、自分の生活に関連した新聞の記事や、シドニー・シェルダンの著作やダニエル・キイスの「The Minds of Billy Milligan(24人のビリー・ミリガン)」などがお気に入りでした。

単語確認の読み物には、Graded Readersがオススメ

松村:「いきなり新聞記事だと難易度が高すぎて読めない」と言うのであれば、主要な語彙などのレベルを制限して、英語学習者が辞書なしで読める工夫がされたGraded Readersと呼ばれる多読用の本を利用するのも手だと思います。シンプルな英語で書かれた本を読みながら、ひたすら英単語のインプットを増やす。単語の暗記と平行してやっていくのがベストだと思います。

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